WEB-zarashi ~サクラエディタときどき雨~

パソコン操作の作業効率をUPさせる小技を中心に!なんだかサクラエディタ(正規表現)系の記事が多くなってきた気はする。

<Excel>データ内容を比較したい(差分表示、DIFF差分)

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<Excel>データ内容を比較したい

例えば、A列とB列のデータが同じものかを確認したいとき、ひとつひとつ目視で確認していくのはとても大変です。数が少なければまだよいですが、数が多くなればなるほど時間がかかり、かつ確認ミスが発生する可能性があります。そこで、Excelの関数をうまく使えば容易に差異のチェックをすることができます。IF関数を使用してA列とB列が一緒だった時に○を返して、のようなことをやってもいいのですが、もっとシンプルにA列とB列を=で結ぶだけでもチェックが可能です。

 

=関数でA列とB列が一致するかを確認する方法

A2とB2セルのデータを確認したい場合、C2セルに「=A2=B2」と入力するだけでチェックできます。結果がTRUEであれば真(あっている)、FALSEであれば偽(間違っている)です。

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C2セルをオートフィルで必要な行数分コピーする、C2セルをコピーして必要な行数分貼り付ける、C2セルから必要な行数分までを範囲選択してCTRL+Dで下方向へのコピーを行う、などの方法で一括で確認することが可能です。

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AND関数でFALSEが存在するかを確認する方法

確認するデータが多くある場合、FALSEが存在するかを確認するのも大変な作業です。確認するデータがC列のみなど、1列や2列だけであれば、フィルタをかけてFALSEのデータだけ抽出することも可能です。列が多くなる場合、フィルタを何度もかけなおさないといけないため、それだけでも大変な作業になります。そういうときはAND関数を活用しましょう。

 

例えば、C2~C8の中にFALSEが存在するか確認するためには、「=AND(C2:C8)」と入力するだけでチェックが可能です。ここでも上で説明した通り、結果がTRUEであれば真(TRUEのみ)、FALSEであれば偽(FALSEが存在する)です。複数列が存在する場合、全範囲をAND関数でチェックし、その結果がFALSEの場合は、列ごとや行ごとにAND関数でチェックしていことで、どこにFALSEが存在するのかを絞り込んでいくことができます。

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まとめ

データが一致するか一致しないか目視で確認することは大変危険です。必ずどこかでヒューマンエラー(人の手によるエラー)を引き起こします。人よりも機械の方が優れているところは、機械に任せてしまうのが賢い戦い方だと私は思います。データの比較をする際にはぜひ活用してみてください。

 

以上、「<Excel>データ内容を比較したい(差分表示、DIFF差分)」でした。

 

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