準備(サクラエディタのインストール)
今回紹介する手順では、サクラエディタを使用しますので、下記手順に沿って事前にインストールをお願いします。インストールは非常に簡単なのでご安心を。
サクラエディタのインストール(ダウンロード)手順とサクラエディタでできること
なぜExcel(エクセル)を使わないの?
重複の削除をしたいとき、一番最初に思い浮かぶのはエクセルの機能ですね。ですが、エクセルの重複の削除にはいくつかの弱点があります。この弱点を理解したうえで、使い分けが出来ると良いかと思います。
★Excel(エクセル)の重複の削除のデメリット
・エクセルのバージョンが古く、重複の削除の機能がない!!
・重複の削除漏れが起きる可能性がある(真相は不明。可能性がある。)
・英字の大文字/小文字を重複と判断する
(AAAとaaaで重複の削除をすると、aaaが削除される)
・エクセルを起動するのが面倒(起動に時間がかかる)
・いま開いているエクセルを余計なことに使いたくない
サクラエディタを使用した重複行の削除(マージ)
それでは、サクラエディタを使用した重複行の削除手順を以下に記載します。サクラエディタを使用する場合のデメリットは、データを昇順(降順)に並び変えないといけないところです。データの順序を替えたくない場合には、エクセルなどで重複行の削除を行ってください。
★サクラエディタを使用した重複行の削除手順
1.対象の文字列をサクラエディタに張り付ける。
※エクセルの数行×数列のようなデータも重複行の削除可能です。
2.対象の文字列を範囲選択する。(全範囲なら全選択:CTRL+A)
3.選択したデータを昇順(降順)に並び替える
(昇順に並び替え:ALT+A、降順に並び替え:ALT+D)
4.選択したデータの重複行を削除する(重複行の削除(マージ):ALT+M)
※サクラエディタの重複行の削除(マージ)の場合は、必ずデータを昇順(降順)に並び替える必要があります。並び替えをせずにマージしてもうまくいかないのでご注意ください。「CTRL+A→ALT+A→ALT+M」と手が覚えてしまうと、エクセルよりも気軽に使用できるので非常におすすめの機能です。
以上、 「【サクラエディタ】重複の削除(マージ機能)、重複行を簡単に削除する方法」でした。